硝子体手術
硝子体手術とは?
硝子体手術は、眼球の中にある透明なゼリー状の組織「硝子体」を扱う精密な手術です。硝子体は眼球の約80%を占め、視力に大きく関与しています。この手術は、硝子体が引きおこすさまざまな目の疾患を改善するために行われます。現代の医療技術により、27ゲージ(直径0.4ミリ)の超微細な器具を使用し、低侵襲で行われます。これにより、手術後の回復が早く、患者さまの負担を大幅に軽減することが可能です。
硝子体手術が適応となる疾患
硝子体手術は、次のような目の疾患に対して行われます。
網膜剥離 | 網膜が剥がれる状態で、早急な手術が必要 |
硝子体出血 | 硝子体内で出血が生じ、視界が遮られる |
増殖糖尿病網膜症 | 糖尿病による網膜の障害 |
黄斑上膜 | 網膜の中心部(黄斑)に膜が形成され、視力が低下 |
黄斑円孔 | 網膜中心部に穴が開く病気 |
網膜静脈閉塞症 | 網膜の静脈が詰まり、視力に影響 |
眼内炎 | 眼内で感染症が起きる状態 |
水晶体核落下 | 水晶体が眼内に落下する状態 |
さくらの森眼科の日帰り硝子体手術の特徴
短時間で負担の少ない治療
硝子体手術は一般的に1〜2時間かかると言われますが、当院では熟練した医師が15〜30分程度で手術を完了します。
手術は日帰りで行えるため、翌日から日常生活に復帰する患者さまも多くいらっしゃいます。
最新の技術と設備
27ゲージの超微細器具を使用し、わずか0.4ミリの小さな切開から手術を実施します。この技術により、合併症のリスクが低く、目への侵襲が最小限に抑えられます。
豊富な経験と高い技術力
大学病院や総合病院での経験を持つ医師が手術を担当。患者さまお一人ひとりに合った治療をご提供しています。
硝子体手術の流れ
術前準備
術前検査(視力検査、眼底検査、眼圧測定など)を行い、適応を確認します。術前に抗菌薬の点眼を開始し、感染症のリスクを低減します。
手術当日
・術前処置として点眼麻酔を行います。
・白目部分に0.4ミリの小さな穴を開け、細い器具を挿入します。
・濁った硝子体を吸引・切除し、必要に応じて網膜の修復(レーザー治療など)を行います。
術後ケア
手術直後は眼帯を装着し、注意事項を確認します。
翌日から定期的な検診を受け、目の状態を確認します。
硝子体手術のリスク
硝子体手術は高い安全性を持っていますが、次のようなリスクが伴います。
感染性眼内炎
約0.1%の確率で発生。抗生剤投与や再手術が必要になることがあります。
網膜裂孔・網膜剥離
術後に網膜に新たな裂孔ができる場合があります。
硝子体出血
術後に眼内で出血が起こることがありますが、通常は数週間で自然に治癒します。
術後の眼圧上昇
一時的なものが多いですが、長期間治療が必要な場合もあります。
術後の充血や異物感
通常は数週間で軽減します。
術後ケアの重要性
術後の回復を確実にするためには、適切なケアが欠かせません。次のポイントを守り、安全でスムーズな回復を目指しましょう。
定期検診を必ず受ける
術後の経過観察や合併症の早期発見のために、医師の指示に従い、定期検診を欠かさず受けてください。
目薬を正しく使用する
処方された目薬は、感染予防や炎症を抑えるために重要です。医師の指示通り、決められた回数・方法で使用してください。
目をこすらない
術後数週間は目をこする行為を避けることが大切です。手術部位を刺激することで、回復が遅れる可能性があります。
硝子体手術を検討されている方へ
鈴鹿市のさくらの森眼科では、患者さまの目の健康を第一に考え、最新の技術と豊富な経験で安全な治療をご提供しています。視界のぼやけや視力低下など、気になる症状があれば、ぜひ当院にご相談ください。