ICL手術の安全性について
視力矯正の新たな選択肢として注目されている「ICL(眼内コンタクトレンズ)」は、安全性が高く、安心して受けられる手術として多くの患者様に選ばれています。
さくらの森眼科のICL手術が安全な5つの理由とは
- 厚生労働省から認可を受けた信頼性
- 生体適合性の高いレンズ素材を採用
- 認定資格を持った眼科医のみが行う手術
- 角膜を削らない負担の少ない手術
- ドライアイのリスクも軽減
厚生労働省から認可を受けた安全性
ICLは、STAAR Surgical社製の「Hole ICL」が採用されており、2010年には国内唯一の眼内コンタクトレンズとして薬事承認を取得、2014年に厚生労働省から正式な認可を受けています。この承認は、ICLが国によってその安全性と有用性が認められていることを示しています。
なぜICLが普及し始めたのか?
従来のICL手術には次の2つの課題がありました。
・2段階手術で虹彩をレーザーで切開する必要があり、角膜内皮細胞数の減少リスクが高かった。
・房水(目の中を循環する液体)の流れが十分確保できず、白内障や緑内障のリスクがあった。
しかし、現在では改良型の「Hole ICL」が登場したことにより、レンズ中央と周辺に設けられた小さな穴が房水の流れを維持し、1回の手術で安全に行えるようになりました。
ICLは、従来のリスクが大幅に軽減され、患者様のご負担が少ない形で視力矯正が可能となっています。
生体適合性の高いレンズ素材
ICLのレンズは、「コラマー」という特別な素材で作られています。この素材は、コラーゲンとHEMA(ハイドロキシエチルメタクリレート)をあわせたもので、次のような特徴があります。コラマー素材のレンズは、人間の寿命よりも長い耐久性を持つと言われており、一度装着すれば取り替えの必要がありません。
目にやさしい素材
異物反応を起こしにくく、長期にわたり眼内に安定します。
柔軟性が高い
破損のリスクがほとんどなく、耐久性に優れています。
タンパク質沈着を防止
マイナス電荷を持つため、細胞やタンパク質が付着しにくい構造になっています。
認定資格を持つ眼科医のみが行える手術
ICL手術は、高い専門性が求められるため、日本眼科学会の専門医資格を有し、さらにICL専用の認定制度を通過した眼科医のみが行うことができます。
角膜を削らない負担の少ない手術
ICL手術の大きな特徴は、角膜を削らないという点です。レーシックのように角膜を削る手術では、不可逆的な変化が起きるため、万が一の修正が困難です。一方、ICLは目の中にレンズを挿入するため、必要に応じてレンズの摘出や交換が可能な可逆性の高い手術です。
ドライアイのリスクも軽減
レーシック手術では、角膜の知覚神経を遮断するため、一時的なドライアイのリスクが高まることがあります。しかし、ICLは3mmほどの小さな切開創で行うため、角膜への負担が最小限に抑えられ、ドライアイが悪化する心配はほとんどありません。特にコンタクトレンズ装用が原因でドライアイに悩んでいる方には、ICL手術が症状を軽減させる可能性も期待できます。
「しっかり見える喜び」をICLで叶えてみませんか
ICL手術は、国の認可を受けた安全な視力矯正手術です。高い生体適合性を持つレンズ素材、専門資格を持つ眼科医による施術、そして角膜を削らない負担の少ない手術方法により、多くの患者様にとって安心して受けられる選択肢となっています。
さくらの森眼科では、最先端の技術と経験豊富な医師による安全で確実な手術をお届けします。ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。