ICL手術のリスク、副作用について
ICL手術は、安全性の高い視力矯正手術として広く認知されていますが、すべての手術にリスクがあるように、ICLにもいくつかのリスクや副作用が伴います。
ICL手術の主なリスク
感染症(眼内炎)
手術で切開した部分から細菌が侵入することで、稀に眼内炎を引きおこす可能性があります。この感染症の発生率は1/6,000(約0.02%)と非常に低いですが、適切に処置しない場合、失明につながることもあります。
白内障や緑内障
過去のICLモデルでは、レンズが房水の流れを妨げることで白内障や緑内障のリスクがありました。しかし、現在の「ホールICL」ではレンズ中央に房水の流れを確保するための穴が設けられており、これらのリスクは大幅に軽減されています。
角膜内皮細胞の減少
以前のICL手術では虹彩切開が必要で、角膜内皮細胞が減少するリスクがありましたが、「ホールICL」の登場により解消されています。
レンズの位置ズレや交換
レンズの偏位 | 外傷や強い衝撃でレンズがズレることがありますが、再固定で元に戻すことが可能です。 |
レンズの交換 | 度数やサイズが合わない場合、レンズを交換する必要があります。ただし、術前の精密検査でリスクは極めて低く抑えられます。 |
ICL手術後に起こる可能性のある合併症
眼圧上昇(緑内障の原因)
以前のレンズでは房水の流れが妨げられ、眼圧が上昇することがありましたが、「ホールICL」によってこの問題はほぼ解決されています。
術後眼内炎
術後2〜3日以内に発症することが多く、緊急の治療が必要です。目を洗浄したり、一時的にレンズを摘出したりする場合もあります。このリスクを抑えるために、術前術後の点眼や生活制限を徹底する必要があります。
ハロー・グレア
手術直後、夜間に光がにじむ(ハロー)や眩しく見える(グレア)症状が現れることがあります。通常は時間の経過とともに軽減します。
リスクを最小限に抑えるためのさくらの森眼科のお約束
クリーンな手術環境と最新鋭の医療機器による低侵襲な手術
手術は、感染症対策を徹底したクリーンルームで行い、最新の医療機器を使用して低侵襲な手術を実現しています。また、技術の高い専門医が担当し、短時間で安全に手術を行います。
定期検診の重要性を丁寧にご説明します
術後のリスクを早期に発見し、迅速に対応するためには定期検診が不可欠です。当院では、患者さまが安心して定期検診を受けていただけるよう、わかりやすくその重要性をお伝えし、徹底したフォローを行います。
医師の指示を守りやすい環境づくりと丁寧なコミュニケーション
手術後の生活制限や点眼指示を守ることで、リスクを限りなくゼロに近づけることができます。当院では、患者さまのお悩みに耳を傾け、信頼関係を大切にした診療を心がけています。術後の注意点についても、患者さまが納得されるまで丁寧にご説明し、安心して治療に専念していただける環境をご提供します。
ICL手術は安全性の高い手術
現在のICL手術は、技術の進歩によりリスクが大幅に軽減されています。感染症や合併症は非常に稀ですが、リスクが完全にゼロではないことを理解し、適切なケアを行うことが大切です。手術を検討される方は、疑問や不安をしっかりと医師に相談し、安心して治療にお臨みください。