ICL手術のメリット・デメリット
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、視力矯正の新しい選択肢として注目されています。ICLの手術における主なメリットとデメリットについて知っていただき、手術を検討される際には、正しい情報をもとに判断することが大切です。
ICL手術、7つのメリット
角膜を削らないため、目への負担が少ない
レーシックとは異なり、角膜を削らないため、一度削った角膜が元に戻らないという心配がありません。また、角膜の厚みに左右されることなく、幅広い度数の矯正が可能です。
可逆性の手術
万が一トラブルが発生した場合や視力矯正が不要になった場合には、眼内のレンズを取り出すことで元の状態に戻すことができます。
ドライアイのリスクが低い
レーシックのように角膜にフラップを作らないため、手術後にドライアイが悪化するリスクが少なくなります。もともとドライアイの方でも症状が悪化しにくいのが特徴です。
長期的な視力の安定
角膜を削らないため、近視の戻りが少なく、視力が長期間安定する傾向があります。また、適切な定期検診を受けることで、健康な視力を維持できます。
幅広い矯正度数に対応
強度の近視や乱視、遠視に対応したレンズがあり、レーシックの適応範囲外の方でも矯正が可能です。
短時間の日帰り手術
手術は片眼15分程度、両眼で約30分程度の日帰り手術です。縫合や抜糸は必要なく、傷口は自然治癒します。
認定医による安全な手術
ICL手術は、専門的な訓練を受けた「ICL認定医」のみが執刀可能です。これにより、安全性と信頼性が確保されています。
ICL手術、6つのデメリット
手術費用が高い
ICL手術は自由診療のため、手術費用が高額になります。一般的な相場は60万円前後ですが、クリニックによって50万円台から100万円台と大きく差があります。
術後の感染症リスク
眼内手術であるため、感染症のリスクがレーシックよりも高くなります。ただし、感染症の発生率は約3000分の1と非常に稀です。手術後は医師の指示に従い、適切なケアを行うことが大切です。
合併症のリスク
術後に以下の合併症が起こる可能性があります。
- ハロー・グレア(光のにじみや眩しさ)
- 角膜内皮細胞の減少
- 術後の眼圧上昇
- 乱視の発生
これらは時間の経過や適切な治療により軽減される場合がほとんどですが、医師の指導が必要です。
白内障や緑内障のリスク
レンズと水晶体との距離が十分に確保できない場合、白内障や緑内障の発症リスクが高まる可能性があります。
老眼や新たな近視の発生
近視や乱視を矯正しても、それを予防する手術ではないため、生活習慣によって新たな近視が発生することがあります。また、40歳以上の方は老眼を考慮した矯正が必要です。
レンズ準備に時間がかかる
ICLレンズは患者さまの目に合わせて個別にオーダーメイドされるため、準備に1か月程度かかることがあります。
メリットとデメリットを正しく理解することが重要
ICL手術は、視力回復における画期的な手段ですが、デメリットやリスクを正しく理解し、自分に合った選択をすることが大切です。手術を検討する際には、専門医による詳細な検査とカウンセリングを受け、不安や疑問を解消してから決断しましょう。さくらの森眼科では、患者さまお一人ひとりに適した手術をご提案し、安全で信頼できる医療をご提供します。ご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。